CFが壊れました
よりによって先頭アドレスに近い部分が割り当てられていた部分が壊れたらしく、ブートセクタ~ファイルアロケーションテーブルが破損しました。
このCFはほぼEOS Kiss Digitalでのみ使っていて、撮影→消去回数はせいぜい50回。
フラッシュの寿命が短いとはいっても早すぎる故障。
確かにファイルアロケーション部分は撮影ごとに書き換えられるのですが、ウェアレベリング(書換えされるブロックを分散させる処理)はされているはずです。
よって、かなり短命で死んだ事に。
(容量もいっぱいまで使わないようにしている)
このCFはグリーンハウスのGH-CF4GXX。容量は4Gバイト。
サイトの説明に以下の文章があります。
>データのエラーを発見し自動的に修復するECC(Error Check & Correct)機能を搭載。
>万が一不良ブロックが発生しても、コントローラが不良ブロックを検出し書込みエラーを
>未然に防ぎます。また、不良ブロックに対して予備ブロックを割り当てることで長期間に
>わたって安定動作を確保します。
これが本当ならば、書き込み時には問題がなかったが、後日の読み込みでエラーになったということでしょうか。
少量の破損であればCHKDSKとかで復元できそうなものですが、肝心の破損部分に書き込みが発生するとエラーになるという・・・。
どうやらカードリーダから抜いてCFの電源を入れなおす度にCFの先頭領域の内容が変わります。
「不良ブロック再割り当て機能」ちゃんと機能しているのでしょうか・・・。
一応やり方としてはコマンドラインから
>chkdsk G: /F
のようにします。ディレクトリが壊れた程度ならこれで復旧することもあります。
ダメでしたが・・・。
(ファイルが見つかっているだけに悔しい・・)
壊れた部分が悪いせいもあってファイル自体がまったく見えない状態になってしまいました。
結局データ復元ソフトのFINAL DATAを使って全スキャンを行った結果、254ファイル中252ファイル分のデータは読み出すことができました。
ファイル名の情報は失われてしまいましたが、とても大事な写真データだったので一安心。
ファイル名・拡張子の情報は失われているのでファイルサイズなどからそれっぽいのを探し当てます。
CFなどの半導体メディアはHDDと違ってブロック単位(素子単位)でしか壊れないので、この手のデータ復旧ソフトは実はとても有用かもしれません。
もちろんコントローラーが壊れたらダメですがその可能性は低いでしょうし。
有名なのは今回使ったFINAL DATAですかね。
とりあえずセクタに残ってる部分のファイルは救えます。
けっこう高いんですが何度か役立ちました。
多少古いバージョンでも問題ありませんが、最新は8.0みたいですね。
このCFは補償期間内なので交換してもらえるのかもしれませんが評判も悪いみたいだし、まぁ廃却ですかね。
次はおとなしくSanDisk製のものでも購入しようと思いますが、これもまた中国製の偽物が氾濫しているようでいやはや・・・。
む、グリーンハウスだめか。x80の1GB使ってるが。。。FINALDATAいいよね。自分も昔大変お世話になりました。(Win2000で200GBのHDD使ってたら、OSからは何もエラー出ずに137GB以降のデータが上書きされて消えていった模様。写真データの大半は復活できたのだけど。。。。
型番が違えばまた違うかもしれませんが、カタログスペックの割りに遅いみたいです。