時間が流れるのは早いもので、ライブドア祭りも終わって暦はもう秋です。
上場廃止になってしばらくたちましたが、株主への株券の発行は全然進んでないみたいですね。
・・・このまま発行しないで済ますつもりではあるまいな。「ほふり(証券保管振替機構)」にある程度は印刷済みの物があるでしょうが、全然足りないと思います。ちゃんと刷ってるんですかねぇ(なんせ度重なる株式分割の結果、10億株以上ありますからねぇ)。一応発行にかかる費用はライブドアが負担するそうです。株券は1枚作るのに印紙税等で最低210円かかるらしいですからかなり大変かと。
さて、僕も事件後にライブドア株を50株だけ保有しまして、上場廃止前に「ほふり」から株券を引き出しました(この手数料がまた高い!)
証券会社の特定口座から初の株券出庫
前社長の名前
そして株券が手元に届いた訳ですが、これは自分で名義書換をしない限り他人名義のままになってます。
まぁ、そんなのいつでもいいやぁと思っていたらカレンダーは9月となって、9月といえばライブドアの決算期だったりします。
いい加減名義書換したほうがいいかもしれません。なにか面白いネタを提供してくれるかもしれないし。
実はこれまでは名義書換してしまうと株券に自分の名前が載ってしまって、記念品として扱いづらくなるかなぁとかと躊躇してました。
しかしながらライブドアは倒産したわけではないのでライブドア株券は”有価証券”に該当し、たとえば転売しようにもヤフオクその他出品できそうにもありません。ぶっちゃけ倒産してくれたほうが、この紙切れとしての可処分性は高まり、そのほうがまだ価値が高いのではないかと思ったり思わなかったり。
(ヤフオクは何故か倒産株券も出品できないみたいですが)
で、株券の名義書換ですが、意外と簡単。
ライブドアの場合は名義書換代理人である三菱東京UFJ信託銀行に株券と共に申し込み用紙を提出するだけ。
申し込み用紙はPDFで公開されてるし窓口にもある。
窓口でやれば無料。郵送でも可能でその場合は実費が必要。
ただ、この申し込み用紙、我々のような初心者にはどうも書き方が判らないのです。
窓口で指示された所によると、会社名の欄に「株式会社ライブドア」と記入・・・ここはまぁ解る。だが2箇所書く場所があって悩む。2箇所とも書けばいいらしい。
イマイチ非効率な気がするのですが、僕ら庶民には解らない重大な事情があるに違いないのですよね。きっと。
あと、株式数は提出する株式の数を記入、単元未満株はないのでこの欄は無視。
あとは住所、氏名を記入して印鑑をつく。
捨印含めて2箇所。(関係
(今回の件には全く関係ないですが、契約書において捨印は捨印と明記しない状態で気軽に押さないこと。捨印の意味を知らない方は是非お調べください・・・)
そして窓口へ。
てっきり哀れみの目で見られたり、変な奴が来た!警戒しろ!みたいな感じになるかと思ってましたが、至極丁寧に対応されました。まぁそうか。(新宿の某団体に行った時は警戒のムードだったんで)
またひとつ社会における人生経験値が上がりました。
(僕の人生で株券の名義書換をすることは二度とないでしょうからこの経験値が役立つ事は決してないのですが・・・)
そういえば、窓口で株券の裏に自分の名前を書きました。
裏書ですね。ちょうどこの日傘をずっと利き手でもっていたせいで手がうまく動かず変な字になってしもた・・・。
てっきり活字で書いてくれるものかと。
これを期に自分の名前のスタンプ作っておこうかなぁ。。
出来上がるのは数週間先で、もう一度窓口にこればいいのですが面倒なので郵送してもらうことにしました。
配達記録で送るキマリみたいですので、下手すると株券の価値よりも高くつきますからご注意ください。