>「第10惑星」は直径約3000キロで、冥王星(直径約2300キロ)より確実に大きいことがドイツ・ボン大学などの観測で確かめられた。
だそうで、これが正しいとすれば「惑星」と認められる事になりますね。
この惑星が見つかったのはつい最近。
太陽系の惑星も見つからないくらいだから、他の星系の惑星がほとんど見つけられないのも仕方ないですな。
この第10惑星(候補)、すごく距離が遠くて、太陽からの距離が97天文単位もあるらしい。
(「天文単位」は太陽から地球までの距離を1とする単位)
こういう天体の距離感って、太陽系内ですらほとんどの人はよくわかってない。
ちょっと気になったので書いてみる。(適当に計算しているので間違ったらすごくごめんなさい)
手始めに地球から太陽までの距離。
これは約149,598,000km(=1天文単位)。
すんごく遠いです。
この遠さをなかなか理解できないけど、とにかく遠いです。
光の速さでも8分19秒もかかります。
子午線上で正午ぴったりに太陽が真南に来るというのは嘘です。
それは8分19秒前の太陽の姿です。
例をあげてみましょう。
下のお椀を地球だとしますよ。。
ホントは12,756kmですが、ここでは2cmって事で。
そうすると、地球から太陽までの距離は本当は149,598,000kmですが、ここでは235mって事に事になります。
判りやすく例えると、上の写真の地球をJR秋葉原駅の改札に置いたとすると、太陽の位置はドンキホーテ秋葉原店あたりになります。。。
判りづらいですかそうですか。
図に書こうにも、地球の大きさを1ピクセルで表したとしても、太陽の距離は11728ピクセルも先なんですよね・・。
だから描けないの。
ね、遠いでしょ。
次に、最初の記事に出てた惑星の距離の遠さっぷりを検証してみましょう。
ご存知のように太陽系の惑星は太陽から近い順に、
水星、金星、地球、火星、木製、土星、海王星、冥王星、そして第10惑星・・・の順。
実際には楕円軌道なので太陽からの距離は一定ではありませんが、平均の距離って事で進めます。
今度は図に書いてみますか。
1天文単位を100ピクセルにして図を描いてみます。
ちなみにその時の太陽の大きさは約0.9ピクセル。
1ピクセルにも満ちません。
ちなみに地球と太陽の大きさを比べるとこんな感じ。
太陽でっかいですね。
で、1天文単位を100ピクセルとした場合の太陽から惑星までの距離の図。
模式図は横向きのが多いのですが、ページの都合で縦に描きます。
いきますよー。
・・・。
ごめん無理。
土星までしか描けなかった。
第10惑星は程遠いです。
仕方が無いので、上の図の10分の1で描いてみます。
今度は太陽の大きさが約0.09ピクセルです。。
いきますよー。
疲れた。
てか、第10惑星遠っ!!
こりゃ見つからんわ。
うおぅ!今回は天文ネタですね!<br><br>「占星学」で面白いのは「新しい惑星が見つかった場合」その惑星の属性は「その年の大きな話題」になるそうです。<br> 今年だったら何だろう?<br>「ホリエモン逮捕=想定外」とか「談合=癒着」とか「女性天皇認可=女性の地位確立」とかになるのかなぁ?<br> 今年はまだ残り時間が多いからもっと違う属性になる可能性も高いですけどね。っていうか世界的事件じゃないのでまずこういうのは取り上げられないでしょうけど(ぉ<br> ちなみに天王星・海王星・冥王星・小惑星の属性はこんな感じで決められているんですよ~。
そうなんですか!<br>でも発見されたのはだいぶ前だよねえ。<br>あるかも状態が長かったからどうするんだろ。
たぶん正式に見つかった年(学会で発表された等)が該当するのではないでしょうか?<br>昔は望遠鏡で発見できたのですぐに判ったんですけどね。(^^;)
他の惑星の軌道のゆがみから、第10惑星の存在はだいぶ前から疑われていたんですよねえ。どの時点が発見なんでしょうねww