データ通信といえばPHS。
PHSといえばWILLCOMのCFカードなわけですが、HONDA ELECTRONのAH-H403Cという機種は設計の欠陥(だと僕は思っていますが・・)により、アンテナを紛失しやすい。
ちょっと力をかけただけで取れてしまうので、鞄の中などでいつのまにか行方不明になってしまうのです。
>※2 AH-H403Cのアンテナは、本体破損防止のため無理な方向に力が加わると外れる構造になっております。(上記サイトより)
だそうですが・・。
気をつけていたのですが、去年末の冬コミでついに紛失。
アンテナの機能は重要だったようで、アンテナ無しだと明らかに感度が悪いです。
ちなみにアンテナだけ購入する事も可能で、お値段は\1,155+振込み手数料。
さすがにもったいないので機種変更しようと思ったのですが、そろそろ新しいサービスに対応した機種が出てきそうなので、今機種変更するのは得策ではない・・。
だいたいアンテナごときで1000円以上もするって高いですよねえ。
こんなの針金でもつけておけばOkちゃうんか。
ってことで自作してみる。
まずアンテナの長さを計算する。
アンテナは長ければ良いというものではなく、波長ごとに適切な長さというものがある。
よく用いられるのは4分の1波長。
これにアンテナの形状による収縮率考慮してアンテナを作成する
lをアンテナ長、λを波長、cを光速、vを周波数とすると以下のような感じ。
PHSの周波数帯は1.9GHz。
というわけで実際に計算してみると以下のとおりになった。
・・・で、しっかりと計算したところで床に落ちてたゼムクリップを曲げて作成開始。
・・・3.94cm×収縮率。。。
定規がないので、目分量で曲げる。
「このやろ、このやろ・・」
ラジオペンチとかもなぜか見当たらないので、割り箸とかを駆使して曲げる・・んだけど、思った位置でうまく曲がらない。まぁいいか。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・。
よし完成!!!
基地局の電界強度一覧を出してみるとこんな感じでまぁ良いんじゃないでしょうか。
アンテナが無い場合と比べないと意味がないんだけど、外すの大変だし。。。
取り付ける前に測定すべきだった。。
格好良く計算してるのにっ!!作業姿は割り箸使って「このやろ!このやろ!!」ですかぁ?www<br><br>すーちゃんかっこいー!
K@iさん>><br>世の中の工業製品は案外こんな風につくられてる気がします・・・。
私もPHSのアンテナの自作をしようと思います。<br>効果の程をもっともっと知りたい。<br>さらに感度を上げる工夫はされましたか?<br>知りたい、知りたい。
高周波ですからねえ。遠くへ伸ばすのは難しいかもしれません。<br>直結するだけなら簡単だと思います。効果は・・ないよりはだいぶマシかと思います。