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2005年08月18日(Thursday)

_ 【レポート】私的録音補償金返還申請をしてみる!

■私的録音補償金とは何か?

・・・を知らない方も多いと思いますが、適当に調べてみてください。

最近話題になってるのでちらほら記事があると思います。

参考記事:

「iPodからも金を取れ」――私的録音補償金で権利者団体が意見書 【ITMedia】

ほとんどの消費者が知らずに払っている「私的録音録画補償金」 【BitTorrent News】

似たようなものに「私的録音録画補償金」という物があり、こちらは先日制度が出来て以来初めて補償金の返還制度が機能したそうです。

申請した人はもちろん赤字。

私的録画補償金、初の返還額は8円 【ITMedia】


■私的録音補償金の問題点

私的録音補償金の問題は、大きく分けて3つ。

1.著作権保護期間を過ぎているものや、そもそも音楽でないものを録音しても一律に課金されてしまう

2.対象メディアが限定的で、前述のようにパソコンのHDDやiPodに録音した場合には課金されない

3.回収された補償金の使途・分配方法に疑問が残る

ちなみに2003年度の私的録音補償金の回収額は約23億円だそうです。

これだけの金額がほとんどの人が制度を知らないまま徴収されている事になります。

ちなみに以下の写真は音楽用CD-RとMDのパッケージの裏面です。

補償金が課金されていることがわかります。

↓CD-R

↓MD


■私的録音補償金返還制度

1の(著作権保護期間を過ぎているものや、そもそも音楽でないものを録音しても一律に課金されてしまう)という問題については一応「補償金返還制度」というものがあり、余分に課金されてしまった補償金を返還する制度があります。

ただし、大変手間とコストがかかり、申請すると返って損をする上に手続き方法が煩雑なので申請する人は居ないようです。

実際に申請方法を調べてみると・・・


・専用の申請用紙が必要なのにWebページに掲載されていない。

 どこにも公開されていない。どうすりゃいいの?

・通信費(申請用紙の請求にかかる通信費、申請にかかる郵便代など)は申請者負担。

・補償金課金の対象にならない事を申請者が証明しないといけない。

 MDなどは何度も録音できるわけで、現実的には証明はまず不可能。

・さらに住民票の写しの提出が必要(住民票の写しをもらうのにお金かかりますよね?)

・それだけ苦労しても返って来る額は数円。


という訳で、ほとんどの人は申請を諦めるようになってます。

返還制度自体まったく機能していない事がわかります。

これでは「厳正な抽選の結果豪華賞金があなたに当選しました。会員になるともらえます。入会金は10万円です」

・・・と言われているようなもんですよね。。。

なんか違う気もする。


さて、実際に補償金返還制度の手続きがいかに煩雑で問題が多いかを確かめるために実際に申請手続きをやってみようと思います。

実際申請してみようと思っている方は参考にしてくださいな。

必要なものをおさらいしてみます。

ちなみに返還基準は以下のWebサイトで閲覧できます。

【私的録音補償金管理協会】私的録音補償金返還基準


申請に必要なもの一覧を作ってみます。

法律の文章なので判りづらいですが、以下のものが必要な事が判りました。


1.購入年月日、特定機器等の種類、製造業者名、型番、数量及び購入金額を記載した支払い代金の領収書

2.当該特定機器等を専ら著作物等以外の録音の用に供することを説明する資料

3.返還を請求するものが法人の場合は、法人登記簿謄本、個人の場合は住民票

4.その他本会が必要と認めた資料

5.所定の私的録音補償金返還申請書


さて、これらを手配してみましょう。

けっこう大変です。



★1.購入年月日、特定機器等の種類、製造業者名、型番、数量及び購入金額を記載した支払い代金の領収書

これは購入の際に貰うしかありません。

既に買ったメディアは申請できない事になります。

残念でしたね。

これからは必ず領収書を貰いましょう。

もちろん「種類」「製造業社名」、「型番」、「数量」を記載してもらうのを忘れないように・・・。

複数枚セットで売っているものが多いのですが、それぞれ用途が違ったりすると申請が厄介になりそうだったので1枚で売ってるのを探しました。

秋葉原の石丸電気でやっと発見して購入。


★2.当該特定機器等を専ら著作物等以外の録音の用に供することを説明する資料

何をもって「専ら著作物等以外の録音の用に供する」ことが説明できるのかが見当がつきません。

どうやって書いていいかもわからねえ。

早くも敷居が高いっすね。。

とりあえずレポート用紙に手書きで記入してみました。

あと証拠としてメディアの実物を提出する事にしました。

新宿のデパート内の喫茶店でがんばって書きました。

字きたねえ・・・。

ちなみにCD-Rには、ThinkPadT40pのキーボードをタイピングしている音を内臓マイクで60秒間録音したものを記録しておきました。

音楽は自分に著作権があっても返還の対象にならないそうなのでダメです。

*例:「自分で作曲して自分で演奏した楽曲をCD-Rに録音して友達に貸した」は私的録音に該当するので返還の対象にはなりません。

 この場合は分配申請が必要だそうです。分配申請は返還申請よりもさらに非現実的内容となってますので誰かお金が余って仕方がない人は試してみてください。


★3.返還を請求するものが法人の場合は、法人登記簿謄本、個人の場合は住民票

区役所でもらってきました。

もちろん手数料がかかります。

赤字額が増大ですが、法律で決められた必要書類なので仕方がありません。

住民票は「私的録画補償金返還制度」の方では不要みたいですが・・・。


★4.その他本会が必要と認めた資料

提出してみたら、ハイこれも必要ね。とか言われたら辛いんですが、そうならない事を祈ります。

とりあえず何も言われていないのでこの項目はパス。


★5.所定の私的録音補償金返還申請書

これはどこにも公開されていないのでやむを得ず私的録音補償金協会に電話で問い合わせることにしました。

市外電話ですし、電話かけた時点でもう赤字ですが仕方ありません。

実際に電話してみたところ、申請書を郵送するのでFAXでこちらの住所等を送ってくださいとの事。

電話ではダメだそうで。

この時点でFAXを持っていない方は申請できません。

残念でしたね。

コンビニから送るという方法と、FAXモデムつかってPCから送る手もありますが。

FAXを送ったところ、A4の封筒にご丁寧に説明などを色々と送っていただきました。

なんかクリアファイルに入れて送ってくれたんですね。

ありがたくもらっときます。重宝しました。

しかしこんな事に金つかっていいのか・・・?

認印が無かったので京王百貨店で購入しました。

朱肉新しくかったらめちゃくちゃキレイに写って感動した。

・・・話が逸れました。

記入項目は以下のとおり。

・申請人の住所、氏名、電話番号

・該当機器または媒体の種類、型番、製造業者、数量、購入年月日、購入金額



■申請

さて、これらを「私的録音補償金管理協会」に郵送すれば良いと思うのですが、不備があったりしても困るので直接提出してその場でアドバイスを貰うことにしました。

私的録音補償金管理協会は西新宿の東京オペラシティタワー内にあるようです。

名古屋からはちょっと遠いですが、行ってみる事にします。

京王新宿新駅(京王新線新宿駅)から京王新線に乗って、初台駅で降りると近いです。

到着。

コンサートホールとかがあるのかと思ってましたが、オフィスビルにもなっているようで。

・・・さて、11階にエレベータで移動。

扉が開きっぱなしで呼び鈴もないので「こんにちは~」と挨拶してみる。

そしたら「あぁ!?」ってすっげえ不機嫌な声が・・・。

やべえ怒られる(;´Д⊂)

よく判りませんが、中には4人くらいの方がいてその中の一人の方がやけに態度悪い機嫌が悪そうです。なんなのよ。。天下り議員か?

と思ったらもう一人担当者らしきおじさまが出てきてくれました。

この人は丁寧な人だ。良かった。

アブナイ奴にほど親切に対応すべしという鉄則が判っていらっしゃるようで。

申請書を貰うときに電話に出てくれた人かな?

で、あとは和やかに申請書類を提出。

最初に声だしたあの不機嫌そうなオジサンが対応してたらたぶん俺も臨戦態勢になってただろうけど。


そういえば住民票は要らなくなったといわれた。

ショック。。。

実は申請書を送ってもらった時点でそういう事が書いてあったんですが、そのときはもう住民票もらった後だったんで。。

せっかくなので他にもちょっと質問してみた。


「今まで実際に申請しに来た馬鹿はボク以外にもいますか?」

「居ません、初めてですよ(笑)」

そうですよね・・(;´Д⊂)


「今まで返還が認められた事は・・?」

「ありません。申請書までは何度かお送りしたんですが、実際に申請する人はいませんでしたねえ」

オレは日本一の馬鹿決定か・・(;´Д⊂)


という訳でけっこう長い間運用されているにも関わらず今まで申請した人すら居ない模様。

これで審議が通って補償金が返還されれば私的録音補償金返還の初事例になるようで・・。

まぁ、録画のほうですでに申請した人がいるのである意味二番煎じなんですが。

ボクが申請したばっかりに、返還委員会が召集される事になるわけですね。

すいません、お手数かけます。

まぁ、それも仕事ですからよろしくお願いします。

他にも質問したい事があったんだけど、なんか二日酔いで疲れてて忘れた。


これで一連の申請手続きが終わったわけですが、やっぱ面倒。

まず情報がなさすぎてやり方を調べるのが大変。

手続き自体が煩雑で現実味がないのも問題。

なんで申請用紙くらいWeb上に載せて置かないのか。

ただのワープロ打ちのコピーのA4用紙なんですが。

費用的には言うまでもなく赤字。

電話代・FAX送信通信費・住民票の手数料・交通費・・・。

ダメだこりゃ。


・・・それでは、実際に補償金が返還されたらまたレポートしますね。

直接持っていった甲斐あって申請自体の受理は確認できました。

なんらかの理由で返還されない場合にもその理由が通知されるハズなんで。


【05/10/01追記】結果が来ました。

参考:【レポート】私的録音補償金を返還してもらいました!

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