先日、世界遺産登録がされた岐阜県の白川郷に行ってきました。
なんか想像とはだいぶ違いましたけれども。
「写真でよくみる場所ほど行ってみなければわからない」
どこかに出かける度にいつもこう思います。
さて、白川郷は世界遺産に登録されたことで今まで以上に注目され、たくさんの観光客のみなさんが来ていました。(僕もです)
知床や熊野古道などもそうですが、注目されることで逆に自然や風土、景観が損なわれている部分も否定できません。
白川郷のメイン通りは「ずばり観光地です!」という匂いに満ちていました。
(冬にいくと雪景色で雰囲気が良いそうなのですが)
知床には有名なカムイワッカの滝という温泉が流れる川がありましたが、ご年配の方が大勢訪れてケガをされる方が続出したために今では立ち入り禁止になりました。
もちろん放置することで失われる物もあるので、多くの人が注目することも必要かもしれませんが、今後生まれてくる若い世代が体験できる手付かずの古い時代のものはどんどん減ってしまっていますね。
たとえば湿地を歩くなんていう体験も、少人数がするぶんには良いのですが、大勢がおしかけて歩けば踏み固められて湿地ではなくなってしまいます。(それを防ぐため、こういう場所には木道がつくられます)
注目されることによるメリットもありますが、デメリットもある。
団塊世代と自分を含めた団塊ジュニア周辺世代が踏み固めたり、木道を作ったりしてしまった時代の後、どのくらい手付かずのものが残るのでしょうか。
小笠原諸島も自然遺産目指しているらしいですが、近い将来(ヒトの腐り加減が嫌なので)本土を捨てて永住をかんがえている身としては、気が気でないですね。<br>もし空港ができて、来てもらっては困るヒトがわらわら来られた日にゃ、それを想像しただけで眩暈がします。
totokoさんこんにちは。<br>小笠原は一般の人が住んでいる中では日本で最も遠い場所にありますからねえ・・。<br>空港なんかが出来る前に一度行ってみたいものです。<br>将来空港ができても十分遠いので物好きかマリンスポーツを楽しみたい人くらいしか来ないので大丈夫だとは思いますが、世界遺産登録なんてされたらたくさん人が来るだろうなぁ・・・。
カムイワッカ湯の滝、まさか巡回警備の人まで出して制限かけるとはなぁ。こっそり登ることもできやしない。これも有名税か、厳しいね。
まだ目がつけられていない場所を探しますかねえ。。