先週の日曜日のその後は粟国空港(GoogleMap)で約5時間の空き時間を作ったので島を一周歩いて散策してきました。
・・・特に意味はないですがシリーズっぽく。
粟国島は全周12km程度の小さな島でほとんど観光地化されていません。産業としては海水から作る塩が有名らしいです。また「ナビィの恋」という映画のロケ地になった事でも知られているらしい。
本当は一人でまったりと歩く予定だったのですが、たまたま飛行機にいっしょに乗っていた方と一緒に散策することができました。
だいぶ年上の方だったと思いますが、なんでも全国の定期便がある空港を巡っているとか。
一人旅はこういうのがあるから面白いですなぁ。
■粟国の塩
まずは塩の製作現場を見学。
いのちは海から「粟国の塩」
まずは海から海水を採取。
そこそこ遠くから取ってるそうですが、ホントに海水そのまま。
海水は最初にこの見慣れない建物へ。
よく見ると壁は風が通るように隙間だらけです。
中はこんな感じ。
採かんタワー。
竹の枝を海水が降り注いでいます。
1週間程ここで水分と飛ばして濃度を高めるそうです。
ここに立っているだけで塩味がする・・・。
この次の工程は「釜炊」と「天日乾」とに分かれるそうです。
釜炊は名前そのまま、大きな釜で水分を蒸発させます。
エネルギーは全てマキ。
島の外から廃材を運んでくるそうです。
白い湯気が立ち上りっぱなし。
釜は一つじゃなくていくつかありました。
煮詰めた後は脱水層でさらに水分を落とす。
写真は空ですがここでやるそうです。
一方「天日」の方は釜で炊く代わりに天日で乾かします!
これは相当時間がかかる・・・。
中はこんな感じ。
雨避けだと思いますが、これで水分蒸発するんですかね?
温度が上がって早いのかな?
一ヶ月くらいかかるとおっしゃってましたが・・・。
ここが最終工程。
人の手で仕分け(?)して袋詰めする工程。
この日は日曜日だったのでお休みでしたが、見事に白い塩が山盛りでした。
見学をさせてくれた上にお土産に塩を少しもらいました。
舐めてみるとまさに「海水」の味・・・。
帰りにお土産として購入。
■洞寺(てら)
流刑にされた僧侶が余生を過ごした場所らしい。
奥のほうは鍾乳洞。
門構えは立派ですが、無人で入場無料。
鍾乳洞自体はこじんまりしたものでしたが、神聖な場所だそうです。
ちなみに照明は自動点灯でつくようになってるので安心です。
鍾乳洞としてはまぁ普通。
外の道の道でヤギに遭遇。
人には全然遭遇しない(w
■集落
村の集落は沖縄の風景が残ってます。
こちらは村役場。
けっこう大きな建物(?)
■マハナ展望台
島は西側が高くなっていて、西の岬にマハナ展望台があります。
周りが開けているので爽快な見晴らしが迎えてくれます。
海、海、陸。
今のところ観光客の方には誰にもすれ違わず(w
この展望台も貸切で気持ちよかったです。
■割れ岩
島の南に変わった地形が。
岩が割れたような地形。
この隙間を通って向こうへ。
よくもまぁこんな都合よく隙間があるなぁ・・・。
両側の壁を抜けると、海。
先ほどいったマハナ展望台付近の断崖が見えます。
こんなに崖だったんですね。。。
ざっとこんな感じで島を一周。
夕方の飛行機で那覇に帰りました。
日帰りでこれだけ楽しめれば完璧。
今回の離島散策は大成功でした。
満喫してますな~、ええなぁ。来年は~~~、五島列島あたりに行こうかな、あの区域っていってねぇし。
あれ以来沖縄ハマり中ですよw<br>また行こう。