_ [日記] IPnutsによるルータのハードウエア交換

以前(2004年10月）買ったIBM NetVistaをルータとして利用していたのですが、２年半の歳月を経て崩御。

ただのＰＣだったのでいつか壊れるんじゃないだろうかと冷や冷やしてた一方で動いてるからまぁいっかみたいな気持ちでいたらやっぱり壊れました。２年半電源入れっぱなしだったので仕方ないのかもしれませんが・・・。

壊れた場所はメモリ周り。

カーネルがパニックするようになってメモリテストをしたらエラーが出たのでてっきりメモリモジュールが壊れたのかと思いましたが、よく調べてみたらバス（コントローラ）が壊れてました（；´Д｀）

こりゃもう直しようがないので完全に廃棄物ですな・・・。

いまどき捨てるときにも金かかるわけでどうしたものか。

それはともかく、新しいルータを用意しなければならないので中古でIBM xSerise330を購入してきました。

お値段は\7,000円ちょい。このくらいだと気軽に買えますね。

もっと安いのもあったのですがまた壊れると廃棄にお金がかかりそうなのでこれで。

CPUはPentiumIII-S 1.4GHzですが、PentiumIII-SはIPNutsによく適していますし、初期のPentium4よりもよほど高性能なのでそれほど負荷を要求されないＷｅｂサーバやメールサーバの用途にはまだ現役で使えると思います。

安いのは良いのですが、注意点が。

このシリーズはＣ２Ｔケーブルが必要なんですよね。

Ｃ２Ｔがどういう物かというと、サーバ同士を専用形状のＣ２Ｔ⇔Ｃ２Ｔケーブルで繋いでいき、最後の１台にだけＣ２Ｔ⇔VGA+PS/2のケーブルで繋ぐと１組のキーボードとディスプレイで全てのサーバの操作を切り替えてできるというもの。

だからこれが無いとディスプレイとＰＳ／２ポートが使えません。

キーボードはＵＳＢポートを使えばいいとしてもディスプレイが使えないのは困るのでほぼ必須でしょう。

実はこれが\5,000円～\8,000円くらいするという罠。

既に持っていれば万事ＯＫです。

このキットはブレークアウトケーブルとチェイン接続用のケーブルがセットなので２台までなら接続を変えたりすることもなくスムーズに使えるのでxSerise330を２台くらい買うと効率良いかも（ｗ

上の写真ではServeRAID4LxがPCIバスにささっててHDDも接続されていますが取り外して別のサーバの保守用にしときます。

CPUを増設してデュアルにしても良いんですが、薄いＣＰＵクーラーが無いのとIPNutsのカーネルがSMPになってないっぽいので面倒なのでパス。（ＣＰＵはある）

あと、今回はディスクレスにするので使いませんが、HDDがSCSIなのも地味に厄介です。

信頼性はあるかもしれませんが、これにあんまりお金かけるのもアレですし。。。

容量だけならIDEのを使いたいところですが、HDDマウンタが当然のようにSCA形状なのでSCAのSCSI HDDしか入りません。

よく考えたらこれはパソコンじゃないから家電リサイクル法の対象外なのか！？？

だとしたら要らなくなったときどうやって捨てたらいいんだろう・・・。

燃えないゴミとかに捨てても良いのだろうか・・。

いや、過去のマシンたちは思い出の品として死ぬまで持っていよう。

（ただし遺族が遺品処分に困りそうなので、その処分を人任せでできるくらいのお金は貯めておこう）