こんな記事が八重山地方の新聞である「八重山毎日新聞」のWebサイトに掲載されてました。
> 石垣市名蔵の県道で2月26日、カモ6羽が1本のひもで首を絞められて柵に吊されているのを、ドライブ中の市民が発見した。(中略)
> 石垣市名蔵の県道で2月26日、カモ6羽が1本のひもで首を絞められて柵に吊されているのを、ドライブ中の市民が発見した。
僕がこのまえ石垣島に行ったときにもここ通ったかな?
この記事を読んだいくらかの人は、「矢ガモ」のような残酷な事件と重ね合わせ、記事のタイトルと共に狂った時代と嘆くのかもしれません。
確かに「カモ6羽ひもで吊るす!!」なんて書けば残酷ですよね。
しかし、しかしですよ。
人間はそもそも業の深い生き物でして・・。
・・・これって単に食材として吊るしてあるのでは?? という疑問もわくわけです。
たしかこの辺りの道路は本当に道路くらいしか無かったと思うので記事にあるような悪質な行為であるのかもしれません。でもそうと決め付けるのはまだ早いと思うのですよ。
ご存知のように僕はけっこうあちこち旅行しますが、漁港のある町に行けば必ず道端や軒下に魚をぶら下げて干物を作っている光景が見られます。
もし魚を食べる習慣が無く干物を知らない遠い国の人がそんな光景をみたらなんとおぞましい民族なんだろうと思うかもしれません。
「これはひどい!! 大量の魚が殺されて吊るされる!!」なんて。
鴨というのはけっこうメジャーな食材で、肉というのはしばらく寝かせてから食べるものです。そもそも素人が簡単に6匹も捕まえられるほどカモだってマヌケじゃありませんし。。
まぁ、公道の見える所でやるこたぁないかなという気もしますが、何の疑問もなくこの記事を書いてしまった記者の方は少々知識不足で主観的過ぎではないでしょうか。もちろん「公道で見せびらかしてやらずに、(生き物に感謝して)ひっそりとやれ!」とか言うなら理解できるのですが。
(*この記事の真実がこの記者の書いたような事でない事を祈っています)
カモは多分野生の鴨(ノガモの雌?もしくはカルガモ)ですね。<br>多分狩猟期間中に(11月15日~翌年の2月15日)獲られたモノでしょう。<br>野生のカモはそのままだと旨味が少ないので2週間くらい吊しておくのが良いそうです。「ウジが沸く頃が食べ時」という話もあるそうですよ。<br>Suikaさんの考察の通り食べるために吊してあったんでしょうね。
やっぱりそうですよねぇ・・・
むかし田舎道を車で走っていた時に、民家の軒先に後ろ足を縛られたイノシシが吊されていた時にはビビリましたよw<br>いまはそういう光景も少なくなってきましたからねぇ。<br><br>狩猟試験を受けた時に聞いたのですが、日本の狩猟人口も凄く減ってきているそうです。<br>「動物を殺すことは悪である」というのが当たり前になってきましたからね。<br> しかし鶏や豚や牛ならいくらでも殺して良いのかと自分は突っ込みたくなりますよ。
まったくその通りですねぇ。<br>どんどんキレイ好きになっていく。。。
きれい好きって言うのは結構問題だそうです。<br>きれい好きな故に毎日洗濯して、大量の石けん水を垂れ流しているわけです。日本人は昔は同じ服を何日も着ていたのですが、最近では多くの家庭が毎日のように洗濯しているので水が大量に消費され、洗剤で河川や海洋が汚染(富栄養化)されているのだそうです。<br><br>綺麗や汚いって言う基準がそもそも変な位置に移動しているので張って言う気はしますよ。<br>現にドイツやアメリカ・中国などでは鶏や豚や牛を屠殺しようとしているのを見ると「可愛いから殺さないで!」ということはほとんど無いそうです。<br>人は上っ面だけキレイでも意味無いよなぁって思いますよ。
キレイ好きってのは汚いのを遠ざけて自分だけキレイにってことでもありますからねえ