10月も4日目に入り、秋分も十分に過ぎて誰からの文句もなく季節は秋になった明け方の事である。
先日からやや睡眠不足であった私は普段よりも早い時間に布団に入ったのを覚えている。カーテンの隙間から空をみると薄明が見える。リモコンを手探りで探し部屋の照明を点灯させ、問題の箇所を探す。
1、2、3・・4・・・5箇所。まだあるかもしれない。
俄に信じがたい。これは敵軍の仕業なのだろうか? いや、帝国軍は全滅したはずだ。何かの間違いだろう。まだ就眠から十分に目覚めていない私は思い倣し、もう一度リモコンを操作して目を閉じた。
しかし静穏は長くは続かなかった。私の耳が戦慄を捕らえた。間違いない、ヤツが来た。リモコンを操作し臨戦態勢に入る。しかし敵の姿は見当たらない。
長い静寂が流れた。しかし敵影を捕らえる事はできなかった。既に遠洋の彼方に飛び去ったのかもしれない。
・・・。
やむを得ない。私には時間がないのだ。自分の力を憾みながらも再び横になった。しかしこれは敵軍が最も得意とする戦法だったのである。策略に見事に陥った私は新たな傷を負い、ついに降伏し、残された睡眠を奪われた。
(づづかない)
なんでこんな時期に蚊がいるんだよ!
秋田は10月には蚊は居ない。<br>愛知は1月でも蚊が居る。<br><br>何?この南国?wってか、ある意味かなりのカルチャーショックだった5年前。
1月までいるの!? ノー。。。 ってずっと愛知暦長いんですが、僕より暖かい南の方に住んでいるのですね!?