_ ビエンナーレ帰国展

たまたま通りかかったので見てきました。

公式サイト: 東京都写真美術館：グローバルメディア2005　おたく：人格＝空間＝都市

入ってみると「おたく展」と略されていて、そりゃ無いですよトホホ。

そして受付でチケット買おうとしたら、受付のお姉さん

「いらっしゃいませ。オタクですか？」

Σ(´Д｀　）

「・・・はい。（そのとおりでございます）」

他にも展示はあるから、「おたく展の方にご入場ですか？」　という意味なんだろうが、こうストレートに聞かれたのも新鮮でございまして。

内容はいろいろと伝えられている通りでございます。

カタログをもっていれば、そこにほとんどの内容は集約されてると思う。

文章をきちんと読みながら順番に展示物を見てみるといろいろ考えさせられる知的な内容である事が判ります。

けっこうお年の方の夫婦や外国人の方もいらっしゃっているようで、ご老人の夫妻などはフィギュアなどをみて「よく出来ているねぇ～、これならたくさんかって飾りたいねぇ」などとしきりに言っておられました。

この手の作品分野は海外でもいまや近代美術としての地位を確固たるものとしています。

村上隆の等身大フィギュアがサザビーズのオークションで数千万円の値段がつき、美術館レベルでの取引になった段階でそれは間違いないのです。

残念ながら日本ではせっかく最先端の発信地でありながらどうも認知されてないというか認知どころかバカにされ気味ってことで、まぁ新しい文化ってはいつもそういうものなのかもしれませんが。

などという事を考えながら見学しました。はい。

３月１３日までなので、行ける方は是非いってみてください。

場所は恵比寿ガーデンプレイス内、東京都写真美術館。

入場料３００円。月曜日は休みらしいです。