家に帰るのは明日なので今日は一人で東京観光などしてみました。
まず行ったのは「交通博物館」。
東京出身の方は子供のとき行って懐かしいと感じられるかもしれません。
客層は家族づれ、交通ファンのおじさま方、そして多少のキモヲタ(含俺)みたいな感じ。
今回のプチ目的はこれ。
「東京のターミナル形成史」
東京駅や新宿駅、幻の万世橋駅などの変化やできごとと共に東京の歩みを見ることができる。
東京駅~上野間は最初は市街地があって線路がひけず大正時代から高架として作られた事、東京駅の中央は皇族専用の入り口だったことなどを知り時代に想いを馳せる事ができた。
場所も秋葉原なので、ちょっと寄ってみるといいかも。
「交通博物館」
入場料(大人):310円
9時30分~17時(入館は16時30分まで)
秋葉原電気街口より徒歩5分
ここでいったん秋葉原の喫茶店に寄って(雨が降ってて面倒だったので駅の近場で)休憩したあとゆりかもめへ乗るべく新橋へ。
次の目的地は「日本科学未来館」。
場所は船の科学館の近く。最寄り駅はたぶん「テレコムセンター」。
客層は家族づれ、カップル、そして多少のキモヲタ(含俺)みたいな感じ。
目的はMEGASTAR-IIの上映だった訳ですが、午後2時にチケットもらいに行って4時の回しか貰えなかった。
人気あるんですね。
2時間もあるんで、カフェでPC開いて周囲から怪訝な目で見られようかと思ったら、案外同じことしてる人が多かった。
とりあえずPC広げるのは止めて、他の展示のほうを見てみる事に。
内容は要するに「科学館」みたいな感じなのですが、新しいってのと金がかかってそうってのでひと味違う。
結局2時間かけてほぼ全ての展示を見て回った。
「インターネット物理モデル」の展示
一体なんだこりゃと思って見てみると、ユーザーが好きなように白い玉と黒い玉の列の並びでアドレスを表現して、金属のくるくるして見えるところ(ノード)で宛先を判別、宛先のホストまでリレーするという事らしい。
玉が転がるので面白いんだけど、子供が意味理解してやってるかどうか不明。
分かりやすいような分かりにくいような展示。
他にも、生物、天体、量子物理など色々あって見応えあった。
半導体レーザーの仕組みとか理解できた。
館自体があたらしいせいか、技術的にも新しいものが紹介されていて、けっこう勉強になった。
で、問題のMEGASTARなんですが、確かにすごかった。
今までアナログ映画をみていたのが、フルデジタルのハリウッド映画を初めて見たというくらいの感動はある。
ドーム内は階段状になっていて、スクリーンになる部分も水平線で切れて無くて、座席の前にあたる部分は本来の地平線の下まである。
番組を見やすくする工夫だと思います。
あと、想像ですが座席が低い位置になってしまって星座が実際の夜空よりも小さく見えてしまうのをふせぐための工夫かも。
ただ、設備がすごい割に番組があんまり面白くない。
なんか高級感を演出しすぎてるというか。
コンセプトが「本物の夜空を」だからだと思うのですが、雰囲気を楽しむような構成になっていて、まわりの子供なんかは飽きちゃってマジうるさいし。
ストーリー性がほとんど無いし、といって科学的な解説もあんまり無い。
時間も短いので盛り上がる事なく終了、みたいな物足りなさは感じた。
星の色、明るさの再現や、星が瞬き、天の川のリアリティは評判どおりレベルが高かった。
「日本科学未来館」
入場料(大人):500円(1000円で年間フリーパス)
10:00-17:00(毎週火曜日休館)
ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車、徒歩4分。